健康保険証の廃止と留意事項

2024年12月2日をもって健康保険証の新規発行は停止となり、以降に資格を取得(入社)された方は「マイナ保険証」を利用いただくか、そうでない方には「資格確認書」が発行されています。
昨年11月までに発行され、多くの方が使用している健康保険証は、2025年12月1日をもって使用できなくなりますので、以下の留意事項をご確認ください。
併せて、健保組合から「加入者の皆さまへ3つのお願い」健康保険組合連合会より発行されたリーフレットも末尾よりご覧いただけますので、ぜひご一読ください。
【健康保険証の廃止について】
2025年12月1日をもって、医療機関での資格確認や身分証明の手段として使用できなくなります。
マイナ保険証の使用ができない方(マイナカード未保有、マイナカード保険証登録未実施、マイナカード有効期限切れ、等)に対しては、11月中にお手元に届くよう「資格確認書」を交付します。
10月時点で未保有・未登録の方を当健保にて確認のうえ交付しますので、これからマイナ保険証登録を行う方は、12月1日までではなく、9月中に完了いただくようお願いいたします。
【マイナカードの有効期限切れについて】
マイナカード自体の有効期限は10年、電子証明書の有効期限は5年で、この期限を迎えて有効期限切れの方が増えています。発行した自治体から有効期限の3カ月前に更新の案内書面が送付されますので、必ず期限内に対応・更新して下さい。
更新しない場合は使用できなくなり、自治体で再発行の手続が必要となります。
なお、再発行した場合は、改めて自身で保険証登録を行わないと医療機関で使用できません。
【マイナ保険証のスマホ搭載について】
2025年9月より、スマートフォン(Android、 iPhone)にマイナカード機能を搭載することが可能となりますので、マイナカードに保険証登録を済ませていれば、スマホでの利用が可能となります。
ただし全ての医療機関が対応しているわけではなく、利用できても初診時にはマイナ保険証が必要です。
【医療費の抑制に向けた健保からのお願い】
医療費の増加が続く中、医療と国民皆保険制度の未来は黄色信号が点っています。
健康保険料は4割が高齢者医療へ、現役世代には6割のみで、給付と負担のアンバランスが拡大しています。
加入者の皆さんに知っていただきたい現状とお願いを、健康保険組合連合会がリーフレットにまとめていますので、当健保加入者の皆さんも一読のうえ、引き続き医療費抑制へのご協力をお願いいたします。